【読んだ本】買えない味

山田詠美さんのオビのコメント

  特筆すべきは「色」があるということ。それは、優雅に、しかし、
  ほとんど野蛮なくらいに唐突に読み手にぶつけられる。

読み終えて「そのと~り!」

暮らしの中の「食べる」というか「台所」というか
その周辺のものについてのエッセイなのだけど

がっつり心をわしづかみにしたのは「鉄瓶」

 白湯を口に含めば、すぐわかる。とろ~んと甘い。甘露が舌の上でころころ
 転がるかのように、ふうわり優しい。口当たりはビロードのなめらかさ。

                                (p144)

どこかのカフェで「鉄瓶の白湯」というメニューがあったら迷わず頼むね。
いつか手に入れてやる~!

買えない味/平松洋子/筑摩書房(18/200)

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出版記念講演と【読んだ本】「人やチームを上手に動かすNLPコミュニケーション術

先日、お師匠山崎先生のW出版記念講演
(「願いがかなうNLP」と「人やチームを上手に動かすNLPコミュニケーション術」)
に行ってきました。

静かにしっとりとした講演をします、との前置きがあって
(そんなわけないよなぁと思いつつ)
「人というものは、わかっちゃいるけどやめられない そんな存在なのです」
ということばからはじまりました。

NLPとは?といったはなし、本の解説もまじえつつ、進行。

山崎さんが本当に大切に思うこと、伝えたいことにはいったあたりから
情熱的に語り出す。

そうだよね、大事に思ってることをまっすぐ届けたいとおもったら
なんしか、あつくなっちゃうよね、そんなところに惹かれた人が
集まってくるよね。

「静かに、しっとり」とはほど遠く、熱い情熱的な講演でした。
あたしが受け取ったのは「どんな思いで本を書いたのか」ということ。

「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術
には、スキルも当然書いてあるけど、「人の本質を深く理解しよう」という
メッセージが込められた本です。

「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術/山崎啓支/明日香出版(17/200)

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